昨日の続きです。
 夢を実現していくのに、1人ではできないことでもみんなの力を合わせれば実現できる、という
福島先生の言葉も印象的でした。
 今まで僕は、自分のためだけの夢や希望が多かったような気がします。それはそれでいいと思う
のですが、生まれてきた以上役割があり、その役割を夢と置き換えると、社会に役に立つ、貢献
できる、みんなが喜ぶことを成し遂げていくのが本当の夢ではないか、と気付きました。
 そうすると、みんなが喜ぶことを夢にしていく場合、みんなが本当に喜んでくれて、実現のために
協力してくれるものでないといけません。
 福島先生は「共感と感動」が伝わったとき、みんなが夢のサポートをしてくれると伝えてくれ
ました。自分の思いが伝わってみんなの心が動いたら、自然に実現に向けて動き出すんだ、と思い
ました。研修の中で「ドリームプレゼンテーション」を映像で観ました。これは違う機会で生でも
観たことがありますが、夢をかたちにして、それを心の底から湧き上がるメッセージで伝えていく
ものでした。聴いていると感動し、応援したい!という気持ちになりました。たった10分ほど
発表者のプレゼンを聴いただけなのに、その人の生き様や心に共感しているので、とても身近な
存在に感じます。これが共感と感動なんだ、と実感しました。
 自分の夢を、思いのたけを込めて伝えることが今の僕にできるだろうか、と問いかけました。
気後れしていることに気付きました。夢=生き方そのもの、なのかもしれません。

 先日、福島正伸先生の一泊研修に参加してきました。
 福島先生のことはこのブログでも1度紹介させていただきましたが、アントレプレナーセンター
代表取締役で、起業サポート、国内トップクラス企業での研修、全国地方公共団体(県・市)
での研修など、幅広く活躍されており、また企業や団体個別のカウンセリング、コンサルティング
でも実績を挙げておられる方です。また著書も多く、つい最近3冊同時発売した本は、アマゾンの
チャートに同時トップ10ランクインされています。
 数多くのノウハウを教えていただき、とても有意義でした。その中でも印象深かったことはまず、
自分の感じたこと、本当にやりたいことに正直である、ということです。
 仕事でも何でも、本当にやりたいことしか続きません。いくら市場でもてはやされているもの
でも、一時はうまくいくかもしれませんが、流行が去ったらまた次を考えなくてはなりません。
本当にやりたいことはたぶん、自分の心の深いところでちゃんと自分が知っていて、それを行動に
移していなかったり、毎日に埋没して忘れてしまったりしているものが多いんだと思います。行動
に移さないのは、自分に自信がなかったり、あきらめてしまっていたり、景気や回りの環境のせい
にしていることが大半でしょう。
 福島先生は、1度決めたことは一生やめず、続けることによって失敗はありえず、必ず実現する
ということを実例を挙げて説いてくれました。自分がやめた時点で失敗ですが、あきらめずにやり
続ければ失敗はないですね。発明家エジソンのように、何千回失敗しても何千通りのうまくいかない
方法を見つけただけ(表現がうまくないですが)ということなのでしょう。必ずやり遂げる、という
意志があるかないかによるんだと思いました。
 ということは、そこまでやり続けるほど執着できることとなると、本当にやりたいことしか執着
できませんよね。儲かるから、はやっているから、みんながやっているから、という気持ちでやる
ことに成功はないのは間違いないでしょう。仕事に限らず、なんでもそうですが。

 僕は団体行動が苦手です。
 マイペースで好きなようにやれるし、何をするにも自分が決めて動けばいので、相談したり
反対されたりすることがないので、とても身軽です。
 反面、客観的な意見や見方に欠けるので、後でしまった、と思うこともよくあります。
 また最近特に強く感じるのは、夢や目標を持って行動していくのに、1人だと「まあいいか」と
妥協したり、あきらめたり、途中で休んでしまう確率が高いんじゃないか、ということです。
 みんなと協力して目標に向かっていると、仲違いや意見の相違など、煩わしいことも多いです
が、やっぱりみんなの目があるし、ひとりひとりが共通の意識を持っているので「自分もやろう」
と、ひとりの時よりも意志が持続するんじゃないかと思います。
 「何を今さら、こんな小学生でもわかるようなことを言ってるんだ」と思われるかもしれません
が、約10年ひとりでやってきました。今でも誰かを雇うつもりはありませんが、夢や希望を
分かち合う仲間は本当にかけがえのない存在だろうな、と身に染みて感じています。
 そのためには何よりも、自分の夢を曇りなく語ることが第一ですね。
 夢を語れる、元気で強い自分でいたいです。

 朝顔は朝日を浴びて花を開かせますが、24時間陽が当たる状態では開花しないそうです。朝日が
昇る前の暗闇、夜の冷気がないと開花しないことを、ある植物学者が実験したそうです(致知出版社
「小さな人生論1」より)。
 何でもずっと同じ状態、同じ環境であることはなく、反動によっていろんな波があるということ
だと思います。例えば困難な状況になって、どう解決していいのか分からないようなときも、その
先に反動で素晴らしい未来があると信じるしかない、ということでしょう。困難や障害の真っ只中
にいるときは未来なんてイメージできる気持ちになかなかなりません。そんなときにでも夢や希望
を心に抱いて、日々大切に生きられる心の強さが必要なんだよなあ、と感じます。
 きっと自分の道を切り開いた人たちは、行き先を見失うことなく、困難を乗り越えていった人
なんだろうな、と思っています。暗闇の中で花開く時を待つ朝顔のように、自分が輝く時を信じて
暗闇の中でも強く立ち続けるしかありませんね。

 月刊「致知」2008年9月号で、脳科学者の茂木健一郎氏が次のように語っていました。
 「私はNHKテレビ番組・プロフェッショナルでキャスターをさせていただいているのですが、
そこに登場する第一線で活躍されている人たちには、誰一人として「私が、私が」という方が
いません。皆、世のため人のため、自分を無にして働いているというような方々ばかりなのです。
結果としてそういう人が大成されている」
 頭ではそれじゃダメだ、と思っていても、目先のお金や成果につい飛びつく自分がいます。
痛み止めや麻薬のように、後でダメージが出ると分かっていても、今の苦痛を避けるために目の前
のニンジンに振り回されてしまいます。
 利他の心、と言いますが、自分の心の習慣を自分で変えていかないと、いつまでたっても独り
よがりの人生のまま、歳をとってしまいます。独りよがりの年寄りになったら、きっと可愛げが
なく子や孫に煙たがられてしまいます。
 自分のそんな部分を知っているだけに、情けなさ倍増です。

 日経新聞11月13日付記事に「環境省が12日発表した2007年度国内温暖化ガス排出量
が過去最高を記録」とありました。温暖化ガスを出さない原子力発電所が停止した影響が大きい、
と書いてありました。京都議定書の公約を守るには、2007年度比で13.5%の削減が必要に
なるそうです。今後の稼働率を左右する第一の要素は原発の稼働率向上、ともありました、
 昨年度原発が停止したのは、7月の新潟中越沖地震で柏崎原発が停止したのが理由です。なぜ
停止したかといえば、安全が確保されないからであり、何の安全かといえば人体への影響について
になります。人体に多大なる影響を及ぼす可能性のある原発拡大に、CO2削減を依存していると
いうことならば、一体何を優先すべきなのか考える必要があるように思いました。
 地球温暖化抑制は何のためにあるのか、それは人間も含めた生態系に甚大な影響があるから、
ということはうちの娘でも知っています。それを抑制するのに、人体を危険にさらして原発を
拡大する、というのはどう考えても全く理にかなっていないように思います。
 結局、経済拡大、生活水準の快適さを永遠に求めていることが、大きな錯誤ではないのか、と
感じています。経済が拡大成長し続けるというのは、幻想ではないでしょうか。我々人間は本来、
資源をなにひとつ創れるわけではなく、地球の資源を活用しているだけです。その資源に限りが
あるなら、拡大を絶えず目指すことで、どこかで自滅することは明らかです。
 自分も含めて、本来人間も自然の一部として生かされていることを思い出し、生き方を見直す
時期にあると感じます。

 昨日のブログで紹介した致知出版社藤尾社長の講演の中に「成人の学とは、徳性と知識・技能の
2つがあるが、徳性が本学、知識・技能が末学だ」という言葉がありました。
 知識やノウハウを得ることは、仕事などのやり方を身につける上で大切なことですが、そこだけ
身につけても本当の成長はないし、社会に貢献できるものではない、と思います。
 例えば科学全般、武器、車、原子力、インターネットなど、知識や技術によって我々人間が開発
してきたものは本当に便利ですし、それによって生活は楽になっていると思います。一方で、これら
を使う我々の心がにごったり、歪んでいると、これらは危険な凶器と姿を変えてしまいます。
 仕事でも、表面的な知識やノウハウのみを追うだけでは、真の成果を得たり、長い目で深い価値を
得ていくことは難しいでしょう。
 金融の世界でも、株、FXその他、様々なノウハウ本が並んでおり、その時の状況に煽られて
浅はかなノウハウだけで大やけどをする人はとても多いようです。
 どんなことにおいても、徳性を養っておかなければ、人として真の生き方を全うすることはでき
ないと思いました。簡単に成果を得ようとする自分の安易な気持ちを戒める、自律した生き方や
在り方が問われている気がします。

 昨日は京都で「致知創刊30周年記念イベント」に参加してきました。
 月刊誌「致知」及び致知出版社については度々このブログで紹介していますが、もう5年程
愛読しています。他にも多くの書籍を発行していますが、一貫している理念は「人間学」。人
として懸命に生きている姿、心を伝え続けています。
 発行誌の著者には政財界の錚々たる人達が名を連ねていますが、社会的・経済的に成功して
いることが重要なのではなく、生き方を通して真理、真実を感じ取れる人々を紹介してくれます。
今までどれだけ、致知からの言葉に救われたか、数え切れません。
 昨日のイベントでは、会社内で致知を使った勉強会をされている企業の紹介がありました。
警備会社、税理士法人、リラクゼーションの会社が実際の勉強会の様子を実践してくれて、
見学させていただきました。それぞれが感想、思いなどを分かち合っていくのですが、心と心が
つながっている様子が伝わってきました。仕事に直接関係することではないですが、会社の中で
深い信頼関係が築かれ、何回ものミーティングや飲み会では得られないコミュニケーションが
身に付いている、という感じでした。
 次に致知出版社の藤尾秀昭社長の講演がありました。
 約一時間半強、あっという間に終わったと感じるほど、熱く深いお話でした。
 人間学を伝える、という主旨が、発刊された30年前、どのように受け止められたかは、想像
するに難くないでしょう。まだバブル経済が始まる前で、今ほど生き方や心のことが注目されて
いない時代に、こういったメッセージが簡単に浸透していくとは思えません。ですが、信念と情熱
を持ち、感動・感激を多くの人と分かち合うことを根に据え、ここまで来られた足跡をお聴きし、
人として不変なもの、この与えられた命を燃やして生きることの凄さを感じました。
 また藤尾社長の言葉の中でいくつも感銘するものがありました。ここでは紹介しきれませんが、
例えばその1つに、今まで多くの成功者に会ってきて共通の要素は、成功者は与えられた縁、環境、
仕事など全てのことに感謝し、価値を見い出している、というものがありました。言葉で言うのは
たやすいですが、これを実践することがいかに「人間力」が必要か、わかりますよね?
 そんな人間力を高め、ゆるぎない信念を持ち続けたい、と感じました。

 このところ、5時に起きています。
 早起きは何度もチャレンジしているのですが、ずっと5時半以降か6時前後でした。
 5時頃起きると、朝やることがとてもスムースに進むし、子供が起きてきた頃には掃除も
終わっているので、余裕を持って家族がテーブルを囲めます。
 不思議と昼間も眠くならないんですね。人間は早起きしたほうが体のリズムに合っている
んじゃないか、と思います。
 夜遅くまでおきていると、僕の場合は能率が全然上がらないし、余計なことを考えてしまう
ので、さっさと寝て早く起きることを続けていきたいです。
 これがあっという間に終わってしまわないように、決意しないといけません。

 子は親の鏡とは、よく言ったものですね。
 子供を見ていると、自分の行動や心持ちが反映していることがよく分かります。
 例えば先日、長女が中間テストの結果をなかなか見せませんでした。どうやら思うような点数で
なかったのですが、自分の弱いところ、恥ずかしいことを見せないようにするところなど、僕にも
ありますので、そんな長女の行動から自分が暴かれますね。
 子供に夢を持って活き活きして欲しいと思ったら、自分がそうなるしかありません。責任感の
ある誠実な人間になって欲しい、と願うのなら、自分が嘘をついてはいけません。全ては自分の
行動の鏡なのですから。子供は本当に親のことをよく見ていて、しかも僕にとって都合の悪い
ところに限って模倣します。それを子供を通して見せられると、がっくりきます。
 子供から教えられることばかりです。

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