すごい勢いで円高が進んでおり、ついに昨日終値で100円を突破し、97円台に突入しました。
新聞やインターネットのニュースでは、外貨預金に人気が殺到している記事がたくさん出ています。
大半が米ドル預金で、またFX(為替証拠金取引)の口座も急増しているようです。
個人投資家が「今がチャンス」と見てなだれ込んでいるようですが、今がチャンスとどうやって
判断するのでしょうか?これからいつどのくらい円安になるのか、誰が知っているのでしょう。
今後円高にならない保証はあるのでしょうか。また、外貨預金の満期時、その時点で為替レート
がいくらになっているか、想定できる人はいるのでしょうか。
為替レートは株式などと比べても価格の増減が激しく、プロでも予想が難しいとよく聞きます。
特に米ドル建てが増えている、ということは、アメリカが利下げしている現在、日本とアメリカ
の金利差が縮小しているため、金利の部分で収益は期待できず、為替の動きのみが損益に大きく
影響するといって差し支えないと思います。
いろんなリスクや相関関係があることを前提に、為替投資には取り組みたいものです。
それよりも面白いのは、やっぱりこう、ひとつの方向に一斉に流れるんですね、いつも。
中国ときたら中国、毎月分配金ときたら毎月分配金、円高ときたら外貨預金、というふうに、
人と同じことをして群れをなすところが、我々日本人らしいです。
ビジネスでも何でも、人と同じことをして成功するとは思えないんですけどね。
恐らくしばらくの間、外貨預金は残高を増やすことでしょう。一体そのうち何割の人がうまくいく
のでしょうか。
一方、きっとこんな動きを事前に察知して、大もうけしているプロはどこにいるのでしょうか。
誰も何もわかりませんが、確実なことは、手数料によって金融機関が潤っていることでしょうか。